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雰囲気と貫禄のヴィンテージフォルムを再現したファーストジャケット
| 13.6oz Dry Denim ドライデニム 日本デニムの産地、岡山県井原市の旧式シャトル織機で製造した13.6オンスデニム。1940年代デニム素材を分析し、アメリカメンフィス綿、トウモロコシからなる澱粉糊を使用し、織り上げた後に生地を丸ごとオーブンで焼き上げるヒート処理が特徴。これは当時の創り方と環境を再現するデラックスウエアオリジナルの製造方法。 |
1949年を象徴する創りとカタチから成る貫禄のヴィンテージスタイル
1949年ファーストデニムジャケットの再現は創りとカタチで見る。
「再現」環境から創出されたオリジナルドライデニム、当時と同じ設備「ヴィンテージミシン」、そして1949年を象徴する創りとカタチから成る貫禄のヴィンテージスタイル。
作業服として誕生したジージャン、中でも初期モデルであるファーストジャケットは創られた年代による創りとカタチが特徴的です。
片面赤タブ、針シンチバック最終移行期年代、プリーツステッチの大きさとボタン横に揃う位置、リベット刻印ビック「O」、鉄ボタンなど当時のディティールを当たり前に備えたほか、ショートレングスの着丈や、幅太の袖形状など創りとカタチを確認頂きたいモデルです。
使用された綿素材を繊維単位にして追求した結果、形状と長さが一致したアメリカメンフィス綿を織り糸にし、石炭で稼働した染色機の変化(インディゴ染料槽に煙からの灰が混入していた)を染料+炭で再現し、当時から糊の原料にされていたトウモロコシの澱粉糊を付着させ、織り上がった生地をオーブンで焼き一度完全乾燥させることで当時のデニムの特徴であるドライ感やザラ感などの肌触りまでを再現するのに成功したデニム「ドライデニム」。
また、当時の縫製工場で使用していたモノと同じ年代ミシン「ヴィンテージミシン(ユニオンスペシャルやシンガー、リースなど)」を揃え、純正パーツとオーバーホールで機能を呼び覚まし、これらを扱う技術者の育成を経て製造再現の環境が整ったと言える。 これらにより、糸の運針、太さ、色数、縫い方、型紙など忠実に再現したジーンズが1949XJである。細かな創りカタチを是非確認頂きたい。
- COMMENT -
この1949Sファーストジャケットを商品にするにあたり私には葛藤がありました。俗にいうヴィンテージファーストデニムジャケットは、私の趣味で年代による創りやパーツの違いなどで何着も所有していますが、当時の作業服と言う観点からは当たり前とされる着丈の短さと袖の太さと長さ、全体的なバランスなど、カタチに関しては「改善の余地がある」と言う想いでした。しかし、このジャケットの貫禄や雰囲気の一つでもあるため、創り変えることにもそのまま創ることにも葛藤がありました。 今回あえて再現する企画を立ち上げます。ヴィンテージらしいカタチや雰囲気を好むお客様から要望を頂いたことも起因し、当時のモノ創りの再現でお応えしようと思います。素材からミシン設備、当時の製造工程や環境に至るまで「再現」と言う言葉と共に1949年モデルとして創出します。
素材表示:コットン100%(オリジナルドライデニム13.6オンス、インディゴロープ染色&でんぷん糊、アメリカメンフィス産コットン)
素材産地:岡山県井原
素材設備:旧式織機
製造産地:秋田県大館(自社)
製造設備:ユニオンスペシャル
シルエット: ボックス型
身幅形状 : レギュラー
肩幅形状 : レギュラー
特記事項 : ショートレングス
この型紙は、言わずと知れたデニムジャケット「ファースト」が基になります。当時のディティール、見開きの折り畳み、背身頃のタック、シンチバック、胸の切り替えとエリ形状など当時のディティールはそのままに、全体のシルエットをあらためて再現しました。
| Red Tab 1953年から廃止されたディティールである片面赤タブを備える。 |
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| Light Red Line オリジナルデニム「ドライデニム」のセルビッチカラー。 |
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| Vintage Style ショートレングスと幅広スリーブの貫禄ヴィンテージスタイル。ヴィンテージジーンズの歪みやバランスもそのまま忠実に抜き出したヴィンテージパターン。 |
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| Cinch Buckle シンチバック=針シンチバック「SOLIDE」。針タイプ最終移行期のイメージで装着しています。 |
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